バスケットボール日本代表候補メンバー一覧：八村塁、渡邊雄太ら25名選出｜FIBAワールドカップ2023

2023年8月、日本、フィリピン、インドネシアの3か国共催で『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』が開催される。ここでは、大会に臨む男子日本代表候補に選出されている選手、コーチングスタッフの情報をまとめる。また、代表チームの強化試合と本大会の試合日程、結果も随時更新していく。

FIBA W杯2023に向けた日本代表候補25名発表

FIBAワールドカップ2023開幕（8月25日）まで67日となった6月19日（月）、日本バスケットボール協会が『2023年度バスケットボール男子日本代表チーム強化・活動方針発表記者会見』を開き、日本代表候補メンバー25人を発表した。

NBAで活躍する渡邊雄太、八村塁をはじめ、海外挑戦を続けている馬場雄大、アジア予選を通じて代表チームを支えてきた司令塔の富樫勇樹、BリーグMVPの河村勇輝、米国大学リーグNCAAでプレイする富永啓生、最年長37歳のニック・ファジーカス、最年少19歳のジェイコブス晶と、ベテランから若手まで幅広い年齢層から、今の日本バスケ界を象徴するメンバーが揃った。

会見に登壇したトム・ホーバス・ヘッドコーチは「この1年半は、このメンバーで一回も同じタイミングで集まっていない。（2022年に実施されたFIBA W杯アジア予選の）ウィンドウ3から、ウィンドウ4、5と新しい選手を使ってきたが、これから初めて（このメンバーで）集まってどこまで行けるか、本当に楽しみです。大きなチャレンジだと思うが全員がハングリーです」と、心境を語った。

代表チームは、6月25日（日）から味の素ナショナルトレーニングセンター（東京都北区）で強化合宿を開始し、まずは7月8日（土）～9日（日）に浜松アリーナ（静岡県浜松市）で開催されるチャイニーズ・タイペイ代表との国際強化試合静岡大会に臨む。

なお、代表合宿に参加するメンバーは25名全員になるとは限らず、選出外の選手が参加するケースもあるという。八村、渡邊のNBA選手2名については、NBAの規定により本大会前に代表活動に参加できるのは28日のみとなっているため、最短で7月28日（金）からの参加となる。

本大会に登録されるメンバー12名の絞り込みは、本大会前最後の強化試合であるスロベニア戦（8月19日）終了後になる予定だ。

FIBA W杯2023日本代表候補選手一覧

※6月19日発表の日本バスケットボール協会資料による。No.＝年齢順の番号（背番号にあらず）、平均身長195.0cm、平均体重93.9kg、平均年齢27.0歳。

コーチングスタッフ

• ヘッドコーチ：トム・ホーバス（日本バスケットボール協会）
• アソシエイトヘッドコーチ：コーリー・ゲインズ（日本バスケットボール協会）
• アシスタントコーチ：勝久ジェフリー（川崎ブレイブサンダース）
• アシスタントコーチ：佐々宜央（宇都宮ブレックス）

FIBA W杯2023前の強化試合日程

7月8日に最初の国際強化試合を実施。チャイニーズ・タイペイとの2試合を経て韓国遠征（7月20～24日）を予定。8月に入ってから群馬県太田市で2試合、東京都江東区で3試合の強化試合を行い、8月25日に開幕するFIBA W杯2023本大会に臨む。

▼国際強化試合 静岡大会／浜松アリーナ

▼国際強化試合 太田大会／オープンハウスアリーナ太田

▼国際強化試合 東京大会／有明アリーナ

FIBA W杯2023 試合日程

FIBA W杯2023は、8月25日に開幕する（決勝戦：9月10日）。開催国のひとつである日本はグループEに属し、ドイツ、フィンランド、オーストラリアと沖縄（沖縄アリーナ）にてグループフェーズの3試合を行う。

▼FIBA W杯2023グループフェーズ

※グループフェーズ後の日程は決まり次第更新予定。

※試合開催・放送予定は、主催者及び放送局の都合により変更になる場合があります。